口腔筋機能療法(MFT)のセミナーに行って来ました。

blog

口腔筋機能療法(MFT)のセミナーに行って来ました。

 

歯科衛生士の石黒です。

先日口腔筋機能療法のセミナーに参加してきました!

 

MFTとはMyofunctional Therapyの略で、日本語で筋肉の機能的な治療法=筋機能療法といい、

「歯列を取り巻く筋肉の機能を改善するトレーニング」です。

唇、舌、頬の筋肉、咬む筋肉、のどの筋肉などで、食べたり、飲み込んだり、話したりするときに

働いてます!

★歯並びは舌・唇、頬などの筋肉から圧力を受けているので、その圧力のバランスが整うことで歯列の正常な歯並びを維持する環境ができます。そのため、お口の周りの筋肉が弱くバランスが悪いと悪い咬み合わせの原因にもなります。

 

例)・舌で前歯が押す癖があると開口(前歯が開いている)や上顎前突(出っ歯)になったりします。

・いつも口をぽかんと開けていたり口呼吸をしていると、唇から歯にかかる力が少なくなり、歯は外側に出てきてしまいます。

 

このような癖があると、矯正治療が進まなかったり、1度キレイになった歯並びが戻ってしまうこともあるので、トレーニングで改善していくことが大切です。

 

◎ MFTのトレーニングの目的

・舌の筋肉のカを強くする。
・唇や頬、口のまわりの筋肉のカをつける。
・正しい飲みこみ方と発音を覚える。
・普段の生活の中で、トレーニングで覚えた舌の位置や唇の状態を保ち、正しい飲みこみ方を習慣にする。

 

★悪い咬み合わせの原因でもある舌のクセや、お口のクセの改善、口呼吸によるドライマウスの改善などを目的に、専門家のサポートで様々なレッスンをし治していきます。

 

◎ MFTのレッスンを一部ご紹介します♪

  • 口腔筋機能療法(MFT)のセミナーに行って来ました。

<ティップ>

スティックを使用した舌先の筋肉トレーニング

  • 口腔筋機能療法(MFT)のセミナーに行って来ました。

<カッスワロー>

舌の奥部と、上あごの奥部の機能を養う

水スプレーを使用したトレーニング

 

  • 口腔筋機能療法(MFT)のセミナーに行って来ました。

<ポスチャー>

舌と唇の正しい位置を覚えるための

ストローを使用したトレーニング

 

 

 

 

★その他様々なトレーニングを組み合わせ、月1回程の医院のレッスンと毎日の自宅練習で訓練していきます。